『フスフレーゲ』とは? 日本におけるドイツ式のフットケアサロンの基本1
足の美容・健康

『フスフレーゲ』とは? 日本におけるドイツ式のフットケアサロンの基本1

2019/04/18 (Thu)

ドイツ式のフットケア『フスフレーゲ』をご存知ですか。「フス」とは英語で言うところの「フット:足」を指し、「フレーゲ」は「ケア:お手入れ」を指す、とわかれば、イメージされやすいかもしれませんね。『フスフレーゲ』では、足を美しく健康的に保つための施術を行います。

日本におけるドイツ式フットケアサロンの基本的な施術

『フスフレーゲ』では、まずカウンセリングをし、それからフットバスで足をひたして清浄します。3分ほどで皮膚が柔らかくなりますので、それから爪のケアや角質除去をしていきます。

【爪のケアの場合】

『ゾンデ』という耳かきのような道具で爪垢を掻き出し、皮膚と爪の境目をはっきりさせた後、『ニッパー』というハサミで爪をカットします。その後、足専用マシン『グラインダー』で、爪の形、爪の表面、甘皮などをきれいに整えます。マシンの先端にはヤスリ(フレーザー)を装着して使用します。そのヤスリはちょうど歯科と同様の大小さまざまな形や大きさがあり、部位や程度に応じて使い分けられます。

【角質除去の場合】

『クレド(コーンカッター)』という柄のついた安全剃刀のような足専門器具を用い、厚くなった皮膚を削ります。その後マシンで、皮膚を整えます。また、魚の目があれば小さなフレーザーで芯を取っていきます。仕上げに、ヤスリでこすります。

上記の施術の過程で、以下の足専用マシンを用います。

◆ 水や消毒液を足にスプレーしながら、足のケアを進めていくもの

◆ 削った爪や角質を掃除機のバキュームのように吸い込んで溜める集塵機能がついたもの

最後にフットクリームを塗り、マッサージしながら浸透させます。フスフレーゲを行うサロンでは、他に、巻き爪矯正、欠けた爪の修復(人工爪)なども行います。外反拇趾などに使用するシリコン製の装具(オーテーゼ)なども作成しています。

日本におけるドイツ式フットケアサロンでは、大体このようなケアが基本となっています。

※ 本記事は、足と爪の専門サロン「ビューティーレジィーナ(http://beautyregina.com)」代表の松尾圭佑子氏に監修いただいております。

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