靴は夕方に買うべき……ではなく、どの時間帯に買ってもOK!?
靴選び How to

靴は夕方に買うべき……ではなく、どの時間帯に買ってもOK!?

2018/10/26 (Fri)

「靴を買うのは、足がむくんで一番大きくなる夕方がベスト」

こんな話、聞いたことがありませんか。でもよくよく考えてみると、これでは夕方以外の時間帯は大きな靴を履いていることになりますよね。なんだか不思議な話です。

そこで、日本のシューフィッター第1号である菊地武男氏が1966年に創業したダイナス製靴株式会社の『足と靴の相談室』室長・印南淳氏にお話を伺ってみました。すると……

『足と靴の相談室』室長 印南 淳

「そもそも足は、人によって膨張度が異なります。午前中に膨張し、歩き出すと収縮する人、逆に夕方膨張する人など、様々です。その膨張した足を収めるところが狭いと、親指と小指が靴の側面に鋭角に当たって 痛みを伴うことになります。また、足は午前と午後だけでなく、季節によっても変化します。夏は足が膨張しますし、冬は足が細くなるんですね」という、驚きの事実を知ることになりました。

では、どの時間帯に買うべきなのでしょうか?

いつ買ってもOKです。『靴を買うなら夕方』と言われることが多いのは、夕方にむくみやすい人が多いから、そう言われているのかもしれませんね。ちなみに、むくむことだけを考えて靴選びをするのは間違いです。むくんでいる時、むくんでいない時とでは足の痛い箇所や痛みの度合いが違うからです」

そうなんですか。では本当は、どんなふうに靴を選ぶといいのでしょうか?

「できれば店内を歩いてみて、痛みなどがないかを確認されるといいですね。足を入れて立つだけ、という のはオススメできません。というのも靴という商品は、歩いてみないと “本当の履き心地” がわからないからです」

それでいうと、店内で10歩くらい歩いてみて「痛くない」と判断して買っても、いざ履いて出かけると、駅に着くまでの間に足が痛くてたまらず、「これじゃ仕事にならない」と家に引き返して履きなれた靴に履き替えた……という苦い思い出があります。

「靴の履き心地はある程度歩かないとわからないものなので、初めからたくさん歩く日に履くのではなく、しばらくは短距離を歩く日に履いて、慣らすことをオススメします。そして、できればアフターサービスをちゃんとしてくれるお店で靴を購入できるとベストだと思います。たとえば、きつい場合は革を伸ばしてくれたり、ゆるい場合はパットなどで調整したりしてくれるお店が以前に比べ増えました。デパートなどでは シューフィッターも増え、そのような調整をしてくれます。また、靴は履いていくうちに、伸びてゆるくなってしまうことがほとんどです。パンプスなどはパカパカしてしまい、履いていてみっともない状態になって しまうものなので、調整をしてくれるお店を探しておくといいと思います」

そうなんですね。今後の靴選びの仕方が変わってきそうです。

本コーナーでは今後も靴選びに関するHow toを、印南氏に質問していきます。 お楽しみに!

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