足のニオイそのものが発生しづらくなるように、その原因や対処法を知ろう！

洗っても洗っても消えない足のニオイ。医薬品や消臭アイテムを使って一時的には治ったものの、いつの間にかまた繰り返している……といったお悩みを時々お聞きします。そこで今回は、足のニオイそのものが発生しづらくなるように、その原因や対処法をまとめてお伝えしたいと思います！

まず足のニオイの元となるのは、足汗に含まれる「イソ吉草酸（イソキッソウサン）」という脂肪酸です。この量が多いほど足のニオイが強くなるわけですが、実はそれが “納豆にも含まれている物質” であると知ると、ちょっと洗ったくらいでは消臭できない……ということにも納得がいきますよね。

足はストレスを感じて発汗する！？　サイズに合う靴を履く重要性とは

しかも足には汗腺が多く、1日でコップ一杯ほどの汗をかくと言われています。運動するときはもちろん、熱いものを食べたり仕事で緊張したりするときも汗は出ますので、季節を問わず、ニオイが発生してしまうというわけです。ちなみに、足の角質にもニオイは発生しますし、雑菌がたまりやすい靴や靴下もニオイの元になります。

そして意外と知られていないのが、“サイズが合わない靴も足のニオイの原因になる” ということです。自分の足より大きい靴でも小さい靴でも、足はストレスを感じて発汗します。医薬品や消臭アイテムを使ってみてもニオイが気になるという方は、今一度、ふだん履いている靴のサイズが自分の足に合っているか、確認してみてください。

靴選びの1POINTアドバイス

通気性のわるい靴にはニオイがこもりやすいので、1日履いたら翌日は履かない、というふうに少し気をつけるだけでも、ニオイは発生しづらくなります。とくに素足でサンダルを履いたり、蒸れるブーツを履いたりした日には、乾いた布で拭いたり、乾燥させたりといった靴のお手入れをしっかりされることをオススメします！

また革靴は、革そのものが呼吸しているので、汗が自然に蒸発していくという特性があります。よって合皮ではなく本物の革靴を履くと、ニオイがこもりづらく、足のニオイも発生しづらくなりますよ！