靴のユルさやキツさを調整するためにある「靴ひも」。買ってきた靴に付属しているものをそのまま使う方が多いと思いますが、自分だけのオリジナリティを出すために、市販の靴ひもに換えることも可能です。でも、色や模様だけでなく太さや長さにも様々な種類がありますので、「靴や足にとって最適な靴ひもがどういうものかはわからない」という方が多いのではないでしょうか。
そこで、いつものように印南淳氏(1965年発足のシューフィッター養成認定機関FHA 会長)に「靴ひも選びのポイント」を聞いてきましたので、ご参考にしていただければと思います!
……今は様々な種類の靴ひもが売られているので、つい「好みの色や形」という基準で靴ひもを選んでしまうのですが、プロ視点で「靴ひも選びのポイント」のようなものってあるのでしょうか。
そもそも靴に付属されているひもは、長さも色も合っています。代替品を探すのは難しいので、もし付属のひもを換えたい場合は、その靴メーカーで注文すると良いでしょう。
……なるほど、最初から付いているものが正解なんですね。ちなみに「こんな靴ひもはNG」というような靴ひもってありますか。「ほどけやすい靴ひも」の見分け方などありましたら、教えていただきたいです。
飾りひも(光っているもの)、蝋(ロウ)引きひも、リボンなど見栄えの良いものはほどけやすいです。
ひもは足を固定するものです。ほどけやすいひもは意味をなさないので別のひもに替えた方が良いでしょう。
……そうなんですね。改めて振り返ると、納得します(苦笑)。今回もありがとうございました!
本コーナーでは今後も靴選びに関するHow toを、印南氏に質問していきます。次回もお楽しみに!